女性の美や健康をサポートしてくれる強い味方
「大豆イソフラボン」とは、大豆に多く含まれる成分のこと。女性ホルモンのひとつ「エストロゲン」とよく似た働きを持っている大豆イソフラボンは、女性の美や健康をサポートしてくれる強い味方です。
年を重ねると女性ホルモンが減ってくるので、どうしてもイライラしやすくなったり肩こり・発汗などの更年期障害が起こりやすくなってきますよね。若い人でも生理不順やPMS(月経前症候群)など、女性特有の悩みを持っている方は増えています。
そんなとき積極的に摂ってほしいのが大豆イソフラボン。もちろん個人差はありますが、ホルモンバランスを整え、辛い症状をやわらげてくれる働きが期待できます。女性ホルモンが過剰に分泌されているときは、その量を抑える役割もしてくれるのですよ。
1日に摂りたい大豆イソフラボンの量は約70〜75mg
さらに大豆イソフラボンには肌・髪のツヤやハリを保つ、自律神経を整える、骨粗しょう症の予防などにも効果があります。女性だけでなく男性にとっても嬉しい栄養素のひとつですよね。
1日に摂りたい大豆イソフラボンの量は約70〜75mg。大豆食品を食べる習慣のない方は、意外と足りていないかもしれません。大豆イソフラボンが多く含まれている食品をピックアップしたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
豆腐(1/2丁) | 約40mg |
豆乳(1本200ml) | 約40mg |
納豆(1パック) | 約35mg |
おから(50g) | 約5mg |
きな粉(大さじ1) | 約10mg |
国民の半分以上が大豆不足
私たち日本人にとって身近なはずの大豆食品ですが、実は国民の半分以上が大豆不足といわれています。大豆イソフラボンは一度にたくさん食べればいいわけではなく、毎日しっかりと食べることが大切。なかなか食事に取り入れるのが難しいという方は、豆腐や豆乳を原材料にしたスイーツから摂るというのもひとつの方法です。
献立を考えるとき、おやつや飲み物を選ぶとき、ちょっとした意識で大豆イソフラボンの摂取量は増やせるはず。体の内側から元気でいるために、ぜひ積極的に食べてくださいね。